2016年11月アーカイブ

エンジンの水温が上がり気味ということで、熱交換器の掃除をします。

radiator-3.jpg

<海水の通路をゴミが塞いだ状態>

熱交換器とは車と同じくラジエーターですね。
車はエンジンで暖められた水を風で冷やしますが、船舶用ディーゼルエンジンの場合、エンジンで暖められた冷却水は海水で冷やします。radiator-2.jpg

<反対側もゴミで塞がっています>

ガソリンエンジンの船外機も海水でエンジンを冷却しますが、この場合は直接海水を吸い上げてエンジン内部を循環させますので、長時間使用していると、それによって不順物が内部に固着したり、電飾によってエンジンに穴が開いて、オイルと混ざったり、シリンダー内に入ってピストンやコンロッドの破損の原因になることもあります。

写真の船舶用熱交換器の複数の小さな穴には、真鍮製のパイプが繋がっていて、海から吸い上げた海水が通り抜けるようになっています。
よって、エンジンで暖められた水はこの器の中を通る際、冷たい海水が通っている複数本の真鍮製パイプによって、海水と冷却水が混ざり合うことなく、エンジンの冷却水を冷やすことができるのですが、写真のように細い真鍮製パイプにゴミが詰まったり、水垢が詰まったりするとオーバーヒートを起こします。
また、長年使用していると、パイプ内やパイプの接続部分に亀裂が入り、海水と冷却水が混ざってしまいます。

radiator-1.jpg

<パイプ内の掃除も完了>

通常、冷却水には不凍を混ぜますがこれは冷却水を凍らせないだけではなく防錆効果もありますから海水と混ざり合うとエンジン内部が錆びて冷却水が赤茶色に変色するので、オーバーヒート防止のために冷却水の点検も怠らないようにしてください。

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