2015年11月アーカイブ

2015usagijima-3.jpg<なかなかのユーモアがありす。^^>

うさぎ島こと大久野島、実はこの島には恐ろしい過去があり、現在に至っているのです。


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小さな島は自転車を使うと簡単に一周してしまいます。

途中に数々の痕跡が残されています。

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<トンネルの向こうに見える何やら不気味な古い建物>


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<お化け屋敷のような不気味な発電所跡>

ここは戦時中、地図上からも抹消され、毒ガス兵器の研究実験と生産が行われていて、

その実験台としてうさぎが犠牲になっていたのです。

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<島の高台にはこのような砲台の設置跡が残っています>

島には、小さな資料館「大久野島毒ガス資料館」があり当時の様子を証明する写真や新聞記事が残されています。

(開発された毒ガスを液状化して、うさぎの毛を剃って皮膚に塗ると、皮膚は直ぐに壊死し、肉がえぐれて・・・)
と言った記録等が記されています。

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<戦時中に毒ガスを貯蔵していた跡>


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<黒く焦げているのは火炎放射器で焼き払ったため>


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<毒ガス貯蔵タンクの設置台>


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<毒ガス貯蔵庫跡周辺にも野生うさぎが住みつき、不思議なギャップを感じます>

終戦を迎え施設や毒ガスは焼却処分されたようですが、その痕跡は今でも島のあちこちの残り、うさぎはそのまま放置されたので、野生化して島に住み着いています。

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しかし、現在はそんな恐ろしい歴史があったとは思わせないようなたくさんのうさぎ達がみんなを笑顔にします。

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<島内のうさぎは野生化しているとはいえ かなり人に慣れています。>

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 竹原市を見学した後、夕暮れまでに今日の宿泊地の大久野島に入ることに。

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<たった一日で水面の高さが急変します>


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<さすが瀬戸内海、潮の干満差は2m弱 改めてすごい!>

広島県の大久野島はうさぎ島として知られる瀬戸内海にある小さな島で、次女が最も来たがっていたところです。

そして、ここを選んだのには、もう一つ理由があります。

今年の8月に大切に飼っていた我が家のうさぎが急死してしまい悲しみの中、大量に購入した餌を捨てるにはもったいないということで、

以前から話題に上がっていた、ここに旅行先を計画したのです。


うさぎ島には、たくさんの野生うさぎが島の至るところに生存し、観光客を癒やしてくれます。

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島には竹原市からだと10分余りで到着し、フェリー台も片道一人280円と思っていたより安く済みました。

島に到着すると、今日宿泊する休暇村「大久野島 うさぎの楽園」からマイクロバスが迎えに来てくれていました。

バスはわずか4、5分で到着。

2015usagijima-6.jpg<この広い庭を夜になるとうさぎが走り回ります>

宿泊費が安くてここに決めたのですが、思っていた以上にリゾートホテルっぽくて気に入りました。

更にこの後の食事がバイキングと聞いていたので、正直食事も期待をしていなかったのですが、

(ホテルの皆さんすみません^^;))

「本当にこの価格でいいですか?」と尋ねたくなるようなご馳走ばかりで、つい食べ過ぎてしまいます。

これなら早くから予約をしないと泊まれないのも納得出来ます。

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<バスから降りた途端にホテル前の広い庭にたくさんのうさぎが走り回っています。>

2015usagijima-8.jpgうさぎは夜行性 暗くなると何処からともなく、うさぎが現れます。>

空を赤く染めた太陽が西の山に沈もうとする様は充実した今日一日を締めくくるには最高の演出をしてくれます。

 広島平和記念公園を出て今回の旅行で私が最も楽しみにしていたヤマトミュージアムに向かった。

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友人に聞いていた通りミュージアムの前には大きな潜水艦「鉄のくじら館」が見えてきた。

逸る気持ちを抑えつつ駐車場に入ろうとすると、見知らぬ人が行く手をはばんできた。

「な・・・なんだ!?」

不機嫌さが顔に出たまま車の窓をあけると、その人曰く「今日は定休日なので駐車場には入らない方が
いいですよ、私も入って失敗しました」

確かに言われる通りです、入ってしまうと駐車料金を取られます。

なんていい人でしょう!

不機嫌そうな顔をしていた自分が恥ずかしいです。(^^;)

楽しみにしていたヤマトミュージアムに入れずに帰るなんてショックです。

仕方なく予定を変更し、明日出直すことに。

時間が余ってしまったので急遽 竹原市に行くことに決定。

竹原市は、NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の亀山酒造のモデルとなった、ニッカウイスキー創業者・竹鶴政孝氏

生家である竹鶴酒造が現存する古い町並みがあります。

また、造り酒屋で、酒造りの技術には高い評価があるようです。

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ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生家である「竹鶴酒造」


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<建物の屋根にはご覧のような植物が沢山生えて古さを物語っています(笑)>


竹原市は平安時代、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれ、
江戸時代後期には製塩そして酒造業で栄えたお屋敷や由緒あるお寺と町並みが今もそのまま保存されています。

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<マッサンのモデルとなった竹鶴政孝氏ご夫妻


また、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のロケ地として使われただけでなく、原田知世の「時をかける少女」

アニメ「たまゆら」の舞台になった街としても多く知られています。。

今日は疲れました。

朝早くからの運転のため、夕暮れには一気に疲れが・・・。

2015hiroshimaheiwa-93.jpg<ホテルに着いた途端眠気が襲ってくる>

一部屋にベッドが4つあり、家族で泊まるには手頃な価格でした。


2015hiroshimaheiwa-91.jpg<部屋から海と夜景が見れるということで楽しみにしてたのですが・・・>

2015hiroshimaheiwa-51.jpg<原爆ドーム>

二日目は朝から原爆ドームのある平和公園に向かった。
2015hiroshimaheiwa-2.jpg<原爆死没者慰霊碑>

ここでは、マナーを無視した外国人観光客に不快な思いをさせられる。
う~ん!?。(ーー;)

2015hiroshimaheiwa-3.jpg<原爆の子の像>


2015hiroshimaheiwa-4.jpg<原爆の子の像>


2015hiroshimaheiwa-5.jpg<原爆ドーム>


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2015hiroshimaheiwa-10.jpg<太田川>

2015hiroshimaheiwa-1.jpg<広島平和記念資料館>

原子爆弾の爆発した位置を表す模型です。

資料館内は撮影禁止場所が多いので、写真は控えます。


2015hiroshimaheiwa-92.jpg<被爆地蔵尊>

ほぼ真上から原爆の熱線に照らされたために、 側面と地蔵尊の影となった部分はなめらかですが、 他の部分は表面がザラザラになっています。


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午前中は宮島に時間を使い、午後から日本三名橋の一つ山口県岩国の錦帯橋まで少し足を伸ばした。

私は錦帯橋は4年前、下関に中古ボートを運搬した帰りに立ち寄って以来です。

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錦帯橋は五つの反りが特徴の日本を代表する木造橋で、直線で193.3m、幅5m、橋台の高さ6.64m。

反り橋の構造は、頑丈な組木の技法により、橋上からの圧力で更に強度が増す仕組みとなっています。
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経間35mを無脚で渡した技術は、現代の橋梁工学からみても非のうちどころがないと言われ、300年以上も前の技術力には非常に驚かされると共に畏敬の念を抱きます。

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錦帯橋の魅力は、橋を取り巻く山紫水明の景観により更に増幅されるところです。

それは四季によってそれぞれの異なった魅力を感じることが出来ます。

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<多くの人にカメラのシャッターを頼まれます ^^>


15_09_28-2.jpg <人も犬も夕暮れの錦帯橋をのんびり散歩します>

日中の暑い程のいい天気は、夕暮れに少々日が陰っても寒く感じることは無く、このような看板につい釣られてしまいます。


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 今回の旅行は家族旅行なので、時間を自由に決めることが出来る。
これまでの旅行は神社を見学するだけのハードな旅行だったが、初めて神社意外を探索してみた。

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2015miyajima-5.jpg<豊国神社>


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<豊国神社内の大きなしゃもじ>

ロープウェイで弥山に登ってみた。
紅葉谷駅まで歩いて行き、榧谷駅まで10分更に乗り継ぎ獅子岩駅まで4分で終点となり、
料金は往復1800円。
終点から更に歩いて山頂の展望台に行けば絶景が見られたのだろうが、残念ながら今回はここまで。
お腹が減りすぎて、ここで引き返すことに。

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<ロープーウェイはここで乗り継ぎ更に上に登ります>


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<頂上からの景色は天候も良く絶景>

宮島の渡ってから4時間余り、ゆっくり観光を堪能しているうちに厳島神社下の海水が勢いよく流れはじめ、
先ほどまで魚が泳いでいた海は潮が無くなり陸地に。

急いで鳥居まで歩いて行き記念撮影をすることが出来て満足な宮島旅行でした。


2015miyajima-14.jpg<潮が引くと人が海に降りて鳥居に向かう>


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<ここでもお決まりの記念撮影 ^^>

平日でもあるので、観光客が少ないと思っていたのに
やはり外国人観光客には日曜日も平日も関係ないようだ。

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ここでは、集団で大きな声でしゃべる某外国より物静かな欧米人が多いのは落ち着けます。
しかし、それも束の間。
時間が経つごとにその国の方々がどんどん増えてきます。


人の流れに流されながら、我々も厳島神社に向かう。
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 神社の床下は海水が流れ、餌を食べる40cm位の鯛が直ぐ近くで見える。

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<床下は海水が流れる>


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<床下には40センチ位の魚が・・・>

天気もいいし、あちこちでカメラを構える人が多い中、何度もカメラのシャッターを押すように頼まれる。
自撮り棒が流行する中、今時めずらしい光景である。


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<海面に立つ鳥居こそが宮島のシンボル>


この行列は先端で鳥居をバックに写真を撮るために並んでいる人達。
勿論、私達も並んでみました。

順番が来て先端に立つと、その人のカメラを次の人が受け取り写真を撮ってあげる。
特に決められたルールでも無いと思うが、皆さんが笑顔でそれを繰り返す様子は日本人がマナーの良さが伺える。


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<静かに撮影の順番を待つ旅行者・・・さすが日本人(^^)>

                                                    次回に続く。

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