<なかなかのユーモアがありす。^^>
うさぎ島こと大久野島、実はこの島には恐ろしい過去があり、現在に至っているのです。
小さな島は自転車を使うと簡単に一周してしまいます。
途中に数々の痕跡が残されています。
<トンネルの向こうに見える何やら不気味な古い建物>
<お化け屋敷のような不気味な発電所跡>
ここは戦時中、地図上からも抹消され、毒ガス兵器の研究実験と生産が行われていて、
その実験台としてうさぎが犠牲になっていたのです。
<島の高台にはこのような砲台の設置跡が残っています>
島には、小さな資料館「大久野島毒ガス資料館」があり当時の様子を証明する写真や新聞記事が残されています。
(開発された毒ガスを液状化して、うさぎの毛を剃って皮膚に塗ると、皮膚は直ぐに壊死し、肉がえぐれて・・・)
と言った記録等が記されています。
<戦時中に毒ガスを貯蔵していた跡>
<黒く焦げているのは火炎放射器で焼き払ったため>
<毒ガス貯蔵タンクの設置台>
<毒ガス貯蔵庫跡周辺にも野生うさぎが住みつき、不思議なギャップを感じます>
終戦を迎え施設や毒ガスは焼却処分されたようですが、その痕跡は今でも島のあちこちの残り、うさぎはそのまま放置されたので、野生化して島に住み着いています。
しかし、現在はそんな恐ろしい歴史があったとは思わせないようなたくさんのうさぎ達がみんなを笑顔にします。
<島内のうさぎは野生化しているとはいえ かなり人に慣れています。>